でめりんのおぼえがき

ゲームと育児の話中心に色々目に留まったことなど。長文病です。 たまにお絵描きも

大逆転裁判2プレイ感想(超ネタバレ)

DQ11が終わるまではと保留していた大逆転裁判2も
無事に始める事ができ、クリアしました!


1の感想も引用しとこう…と調べたら
その頃はまだブログを始めていなかった事に気づく。

アマゾンレビューが大荒れしてた1の時から
私個人としては19世紀の雰囲気がよく出てる音楽や
キャラクター達が好きで、セリフ回しも洒落がきいていて
これがタクシュー節だと気に入っていたのですが、
確かに風呂敷を広げたり意味深な人物やワードを
見せておきながらなんの解説もなされず未完状態で
終わった事については擁護できません。
なので私の感想も、「2が出るの前提であれば好き」という
中途半端なものでした。
当時は2が出ますよという告知も無かったので
伏線が謎のまま終わっちゃうんじゃないかと不安でしたね。

そして念願の2が出たわけですが…
結論からいえば、本家含めた全逆転裁判シリーズの中で
一番好きな作品となりました。
逆転検事2もスピンオフでありながら優れたシナリオでしたが
それを越えたかな。
不安だった伏線は全て回収されたし
その内容も予想を上回るものでした。
ラストはただただ感無量だったなあ…

ここからは各話振り返ります。

 



まず前作以上にキレッキレの会話に嬉しくなりました。
そして前作ではスサト投げの乱用で嫌な印象だった
スサトさんが、友達のために男装して裁判をすることで
「弁護席に立つ重さを知った」となるところで
これまでのイメージがだいぶ払拭されましたね。
主人公の苦労がこれでわかったと反省しているのだと思うと。

1話目の被害者が早速あの、1において存在が意味不明だった
ジェゼール・ブレットだったので
ああこの人の正体とかそういう事も今回説明されるかなと
期待が膨らみました。
マメモミは殺人を犯しましたが、でもやっぱり日本人として
日本での事件が裁けず犯人は悠々自適としてるという状況が
許せないのはわかります。
アウチの「希望」ネタほんと笑うw


2話目は、1の時に偶然で片付けられてしまった、
ナイフが刺さった女性の話のつづきですね。
死んでたと思ってた死体が動き出したのはびっくりしました。
ここらへんは事前に裁判の画面が載った記事とか
見てなくてよかった…
というかこのペテンシーとガス屋って
1で漱石の下宿前でウロウロしてなんの自己紹介もなしに
消えた2人組と同じやつかな?
さすがに1の時のビジュアルを覚えてないんですが
伏線を全て2で解消していると考えるとこの2人しか
いないような…。
陪審員の一般人たち、1の時は無関係な人たちが
鬱陶しいなあ…と思っていたんですが
今回はガス会社の社長夫人がペテンシーを疑ってて
カッコ良いキャラしてましたね。
点検員といいなんでハチがモチーフなんだろう?


3話目になってようやく過去回想ではなく
新しい話になりました。
のっけから現代の技術でも開発できていない
瞬間移動の機械とか言い出したしあからさまに替え玉に使える
蝋人形の館まで出だしたので、普通に考えれば
インチキなんですけど、ドビンボーがあまりにも健気で
もしかしたら最終的には、今回はインチキだったけど
実は一部本当に瞬間移動していたって事が
こっそり判明するんじゃないかとか期待してたんですけどね。
現実は厳しいです。
まあ健気キャラだからこそ
安易に報われない、現実を見せつけられる展開になると
辛さが際立って深みを増すのですが。
しかし瞬間移動の理屈を聞くと一回人体をバラバラにして
その後再結合するっていうけど
バラバラにされた時点で一回命が途絶えると思うんですよね…

このドビンボー博士の曲ってなんかレトロ時代の万博感あって
いいですね。
バンジークスの旧友ということで、学生時代の
バンジークスの様子なども聞けてよかったですw
(この後死神になる前の笑顔の写真も出てきて無事死亡)
検事室のインテリアも見られたし、この辺から
今作のバンジークスはイメージアップ著しいなと
思ってたんですが、まさか最終的にあんな事になろうとは…

ちなみに今作の女性ゲストキャラでは
マダム・ローザイクが一番いいなと思いました。
若いのか美魔女なのかわからない、そもそもマダムですらない
そのミステリアスさに惹かれましたw

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4章。
まさかのグレグソン死亡……嘘だろ?
1の時は憎たらしかったけど2で憎めない感じになってたのに…
アソウギみたいに実は生きてましたとかならないかなと
思いましたけど、まあ…3が出るならグレグソンいないと
辛いなと思いますが、2で終わりならそういう
(おなじみのキャラが死ぬ)事をやっても大丈夫なのかな。
アソウギといえば、3章の最後でスパッと父親の蝋人形を
斬りましたが、あれは最初
殺人者だった父親が憎くて自分でカタをつけにいく、という
気持ちで斬ったのかと解釈してました。
そうではなく、自分の父親が凶悪犯罪者の蝋人形と称して
見世物にされている現実が耐えられなかったんですね…

アソウギは元々主要キャラの中では関心の薄い方
だったんですが、今回色々なキャラがイメージアップしてる
(元スリのジーナでさえ)中、
父親の仇をうとうと思うばかりに周りが見えなくなっている
アソウギが唯一イメージダウンしていたりします。
あ、それに関連して一番贔屓のバンジークスを
罵っていたのが余計に駄目だったのかなあ。
好きなキャラが逆だったならどういう感想を持つんだろう。

帰宅時にソファーでミコトバ教授が倒れながら
「怒りの独唱」が流れていた所は最高にシュールでしたw
もしかしてミコトバ教授ってギャグキャラなのかな…と。
で、ここらへんでアイリスはワトソンの娘じゃなかったと
判明しますが、よく考えたらアイリスは今10歳、
プロフェッサー事件のあった年に生まれてるんだよな…と
いうことを思い出しました。
そこから、目の色がエメラルド→それっぽいキャラは
バンジークス、でもバンジークスはどう見ても独身なので
もしかしたら肖像画クリムトが実は既婚者で
子供が生まれかけだったのではないかと予想しました。
そうなるとバンジークスはアイリスの叔父という事に…?
1の頃から個人的なCP趣向によりアイリスとバンジークスには
もうちょっと絡んで欲しいと思ってはいましたが
叔父と姪の関係であれば、今度堂々と一緒に描けるんですよ!
(恋人にはなれないけどこの年齢で濃厚なものは求めてないし
親族なら一生縁が切れない)
ただこの時点では一回この予想を却下してました。


5話目、ミコトバ教授が推理するたびにタップダンスするの
笑いましたwもっとあれを見ていたいw
あとでネットで調べたら、廊下のネズミ捕りを調べると
面白いセリフが聞けたみたいですねえ…
非常ベルにまっすぐ行ってしまったので勿体ない事しました。

最終的にはやっぱりかという感じですがヴォルテックスに
たどり着きます。
といっても、蘇る逆転での同タイプラスボスのガントよりはヴォルテックスの方が好きな感じですかね…
3章かなんかで「そうだ。●●なのだ。」が
何パターンも聞けたところに愛嬌を感じて…w
あと、自分の就きたい地位についていた人間を
殺害したところは擁護できませんが、
死神(日本で言うところの鬼)という偶像を見せることで
犯罪の抑制になっていたのは本当だと思うんで
そのやり方をただ非難はできないんですよね…。
ヴォルテックスが地位剥奪された後のロンドンの治安は
どうなるんかなーというのがちょっと気になります。

EDですが、唐突にナルホドーとスサトさんが
両想いみたいになってるのはちと気になりました。
最初はアソウギに憧れていたのが、ずっと姿を見せないし
(見せても敵みたいになってるし)これまでの1年
なんだかんだ傍にいたナルホドーの方に愛着が
湧いてくるのは自然な感情の流れだとは思っているのですが
うーん…やっぱり私は唐突な恋愛話が苦手なようです。
あっさりめな表現ではありますし、スサトとナルホドーを
まとめて帰国させる口実も欲しかったんだと思いますけどね。


そして本当にアイリスはクリムトの子でしたね!
これ自分が途中でアイリスが10歳という事に気づかなければ
もっとびっくりできたと思うので、あんまり事前に
予想張り巡らせすぎない方がいいのになあと毎度思いますが…
とにかくこれで大手を振って
仲良しなバンジークスとアイリスが描ける!
あとでプレイしたおまけシナリオでも可愛い絡みありました。
おまけシナリオは本編プレイ前でも後でも大丈夫な内容ですが
「(アイリスの)親の顔を見たい」というような
本編を終わらせていればツッコミたくなるセリフがあるのも
またいいです。
(発言自体はホームズじゃなくてもたしなめるレベルだけど)

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それにしても最高に面白かったです。
捜査や裁判自体のストレスも軽減されていたので
快適なまま一気にクリアしましたね~。
おそらく1の評判から2の発売決定に至るまでは、
多分採算よりも信用をとるため相当頑張ったと思うんですが、
これは出て良かったと思います。
ここまでプレイしてもらえないと報われないですよね…
1でなんだこれ…と凝りてしまうのは勿体ないです、
せっかくだから完結まで見てスッキリして欲しい!
ただ伏線の説明をしてるだけに留まらない
壮大な物語になっていましたので!

発売時期的にもDQ11に被るという不運でしたが
まさしくもっと評価されるべき、といえるソフトでした。