でめりんのおぼえがき

ゲームと育児の話中心に色々目に留まったことなど。長文病です。 たまにお絵描きも

初めての大腸内視鏡検査に行ってきた!

年末に滑り込みで受けた健康診査の結果、便潜血検査で陽性をくらい
そのときに予約していた大腸内視鏡検査の日をとうとう迎えました。
というわけでレポします。
当然シモの話も…っていうかシモしかない話になるのでご了承ください。

胃カメラも怖すぎてやった事ないし、これも…まあ胃よりはマシそうにしても怖くて
できるなら受けずに一生を終えたいと思っていた検査です。
駅前に割と新しめの、各科の小さな病院がまとまったビルがあり
そこのサイトで調べると、内視鏡専門の経験豊富な医者がいるとの事だったのと
麻酔…というか鎮静剤を使用するとの事だったので
よくわからんうちに終わらせてくれる所だったらいけるかな?と決心しまして。

今日までなるべく検査自体の怖さは意識しないでおこうと思ってましたが
実のところ、結果が出た後場合によっては闘病生活→死になるかもしれなくて
ここが闘病ブログに変わってしまうなとかその時残された子供らはどうしようとか、
いやどうせ死ぬなら最後に散財して遊んでやろうかとか色々妄想してましたね……

で、検査当日の今日から、よりによって長女の幼稚園のクラスでインフルによる
学級閉鎖が決定。 なんで検査日まで2ヶ月あったのに今日から閉鎖なんだ。
うちは幸い旦那が家にいる仕事なので、本当のサラリーマン家庭よりは
全然困らないはずなのですが、それでも今日にぶつかるかー?とは思いました。
とりあえず今日一日私は機能しないから子供らは全面的に任せた、と
ひとりで下剤生活。

…明日以降はどうしよう……ただのお休みじゃないからレジャーにも行けないし…

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予約した日から受け取っていたのがこの薬一式。
前日夜に飲むのが右のマグコロールとラキソベロン
当日に飲むのがムーベンです。

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(マグコロール開封した後に写真とっとけば良かったと気づいてパッケだけ撮った…)

検査の前日(昨日)はあらかじめ大方の便を出しておく日です。
消化の良いものだけを食べて夕食後に下剤を飲めとの指示でした。
ちょうど次女の離乳食づくりのためにまとめて作ったおかゆの一部をもらって卵とともに食す。
冷凍さぬきうどんも卵をかけて食す。
他に消化に良いものの心当たりがあんまりないな…
説明の紙には、おかゆ、うどん、パン、白身魚、赤身肉、豆腐、卵 と書いてありました。
あと飲み物はお茶、水、スポーツドリンクは可。酒やジュースや牛乳は不可。

前日一日は下剤を効きやすくするため1.2リットルは水分を飲んでおくこと、
そして夕方6時にマグコロールの粉とラキソベロンを解いた水を飲みます。
で、この粉、水の量に対して結構ありまして、スポーツドリンクを粉で買ってる人なら
わかってもらえると思うんですけど
スポーツドリンクを少なめの水分で溶いた時のような濃い味ですね。
酸味甘み塩分どれも含まれているあの味で正直うまいw
下剤って未経験だったけどこんな下剤なら常備しときたいなあ!
っていうか飲んでもとくに何も起きないな?
なんか手持ち無沙汰で落ち着かなかったので
たまたま届いたステッドラーの色鉛筆(身内の内祝いのカタログで選んだ)の書き味を試すべく
娘のプリキュアぬりえを塗って気を紛らわしていました。
このページ放置されてたんだけど幼児はやっぱ野郎キャラに関心ないのかな?

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……この2時間後から10分間隔くらいでトイレに出入りしました……
これつらいw 子供と風呂に入らないといけない時間帯も迫ってきてるし
これどうすんのと思いましたが、なんとか次行きたくなるまでの間に入れました。

結局翌朝までにトイレに行った回数は10回です。夜中は2,3回。
あれ一杯飲んだだけなのに効き過ぎ…下剤ってこんななんですか。
当日検査時間までには何も入ってない無色の水下痢にまでもっていくのが下準備なのですが
前日夜の時点で中身などとうに無くなっていた。
生まれたての赤ちゃんの便ってミルクしか飲んでないし独特の臭いがしますけど
あれに近くなってましたね。あー余計なものとってない臭いってそうなるんだと納得してしまった。


そして当日(今日)の朝、9時半から病院に行く12時半までの間は
絶食の中ムーベンという腸内洗浄液だかをたっぷりの水で薄めて飲みます。

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この500mlのムーベンを4倍希釈して全部飲むと計2リットルになります。
写真のような専用のコップ一杯だと12杯。一杯につき10~15分かけてちびちび
飲むんで、3時間これを飲むだけの生活でした。
味は… きのうのマグコロールがスポーツドリンクの濃いのと書きましたが
こっちはスポーツドリンクの塩味だけ、という感じですね。
甘みもちょっと入ってるかもしれないけど、酸味が全くないので
あっさりしている割になんというか爽やかな味ではない。だらだら3時間飲みっぱなしなので
途中で「なんかこの飲み物気持ち悪い」とか余計な事考えるようになったらつらいと思います。
味に気をとられず別のことをしながら飲むのがいいでしょう。

そういえばこのムーベンは、途中で吐き気とか具合が悪くなったら相談しろと書いてあって
そういう諸症状が出ないかどうか見るためにもちびちび様子を見ながら飲むんですけど
全く変な感覚はなかったですね。でも吐き気の恐れがみたいなことを書かれちゃうと
何ともなくても、この味が気持ち悪いんじゃないかな?とプラシーボ効果が生まれてしまいそう。
ていうかムーベンって無ー便って事?その薬のネーミングセンス、さては小林製薬かと思ったら
違いました。日本製薬ってとこでした。

今回の下剤は水を大量に使うというか摂取するので水中毒の恐れとかないの?と
思ってたんですけど、どっちもスポーツドリンクと似たような味がするのは
なんぼ飲んでも大丈夫な仕様にするためじゃないかなと。
っていうか寒い。前日の夜に出し切ったあたりから感じていたけど
明らかに熱量になる栄養をとっていない感のある、体の冷たさとクラクラ感。
水っ腹にだけはなってきたし、冬に受けるんじゃなかった。

ここまで来ると便…いやもうほぼ水なんですけど臭いは殆ど無く
色も大というよりは小と間違われるような薄い色。とかいってるうちに病院に行く時間に。
で、固形の時ならまだ一分以内とか我慢できたんですけど、液体状になると
もう我慢とかいう問題じゃなくなるんですよ。こんなんでこれから病院に行くまで
唐突な便意が切り抜けられるわけがないんで、なんかあてがって行った方がいいですマジに。
産褥期に親からもらってた介護用おむつの余りがこんな所で役に立つとは……
検査で鎮静剤が入る関係か、自転車自動車での通院も禁止なんで
家が遠い人は最初にムーベン飲みはじめる時間帯から病院にいさせてもらえると思います。

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病院に到着したらまずロッカーで検査着に着替え、
尻だけ穴が開いているという羞恥プレイパンツを装着(検査のためです)。
時間が来るまでトイレに行きつつ待機する部屋がありましたが
私のほかに3人見かけました。年齢は、見た目私以下~50くらい?まで。
全員女性だったんで、こんな頻繁にトイレに行くところを見せるような待合室だし
この病院では予約時間帯を男女で分けてるのかもしれないです。
行ったらナース呼んで出したモノを見てもらうし……
そこでほぼ無色透明が認められたら検査OKなわけです。

で、OK出たとこなぜか途中で一回呼ばれたと思ったら突然の浣腸宣言。えー。
出産の時でさえそれは言われなくて安心してたのに不意打ち…下剤も浣腸も人生初だよ。
そこまで徹底するの?
指とかでかなり奥まで突っ込まれる想像をしてたんですが、そんなことはなく
ちょっとだけ器具を入れたら、側にぶら下げてた点滴の液みたいなのが
流し込まれていきました。
あ、浣腸って意外と浅いじゃん、楽だと思ってたら急激に腹がパンパン&便意が。
ちょ、これこのまま液体あふれて漏れるんじゃないのと思ってたらそこからなぜか
横寝→うつ伏せ→反対横寝→うつ伏せ→横寝の回転強要。
あ、明らかに回転中に漏れたわこれ。

浣腸直後にトイレに駆け込みながら、水木しげる御大の生前最後の漫画を思い出してました…
肛門科の美人医師に摘便されてるやつ。
とかいってたらいよいよ検査室に呼ばれ。
身につけている金属類は全てもっていかれ、横向きに寝かせられると
病院の名前にもなっている院長がやってきました。
この検査は初めてか聞かれ、腕の普段採血する所に鎮静剤の注射をされます。
少ししたらちょっと頭がじーんとしたようなぼやっとしたような変な感覚がしたんですが
どこか触られても何も感じなくなる麻酔とは違っていましたね。
鎮静剤はなんていうか、何も感じないんじゃなくて
感じるような気がするけどまあいいや、眠いし、と思考が鈍くなる感じです。
緊張して神経研ぎ澄ませてしまうと、身構えて肛門の力も入ってしまうし
痛みも自分から感じにいこうとしてしまうので、勝手にリラックス状態になって
すんなり器具が入るし痛みも少ないならそれでいいのかもしれません。
実際、肛門に入る時は全然奥に入っていく嫌な抵抗感はありませんでした。
ただ、よく痛いと言われている大腸の曲がり角を通過する時は
便秘あけに腸が活動しだした時に局地的に痛くなる時のような、鈍い痛みがありました。
麻酔ほどではないじゃないかと思った鎮痛剤だけど、もしこれが無かったら
もっと痛みに集中してしまって脂汗でもかいていたのかもしれない。

それにしてもやっぱり内臓の中って触っただけじゃ何も感じませんね。
曲がり角を通る時のように、内臓を曲げる勢いで当たっちゃった時はさすがに
漠然とした痛みが出ますけど、基本肛門の入り口を一度通過してしまえば
今まさにここを通ってる…というような感覚はありません。
(きっと胃カメラなんかも、痛いのは最初の鼻や口を通過するまでなんでしょうね)
だから病変になっても気づきにくいんだなあ…。肝臓なんかもっとですけどね。
と、いつのまにか盲腸のところまで来ていたみたいで、ここで仰向けに体勢変更。
後はカメラを引き戻していきながら撮影。
この時モニターが見えにくい角度で置いてあったんですけど、メガネもとられてるし
よく見えませんでした。見たいんですがといったら、あとで撮ったものを説明の時に見せるからと。

あっさり引き抜かれたので、あ、ポリープとか切除するべきものがあった訳じゃなさそうと
悟りましたが、逆にここでは手に負えないものがあった可能性もあるので口をつぐんでいると
そのベッドのままモニター機器から切り離され、隣の休憩室へ。
鎮静剤が効いてることもあり、この状態のまま30分くらい?安静状態です。
ほんとはこの安静状態の時にスマホいじって暇つぶしをしたかったところなんですが
携帯は最初のロッカーの時点で置いてくるように言われていて、持っていませんでしたので
大人しく一眠りすることに。
眠りっていうか、ひたすらお腹のゴロゴロ感と向き合ってた。

起こされると若干平衡感覚が狂っています。あーこれが鎮静剤の効果か…。
ふらつくままロッカーで自分の服への着替えを終えましたが、なんかいつのまにか
検査中にカメラ進行のための空気を挿入されていたようで腹が
屁をためこんでいる時のようにパンパンです。それでいてトイレに行っても何も出ない。
というか、あれほど間隔なしにトイレに駆け込んでたのに検査終わったとたん
水下痢が皆無に…?
「検査中に漏れたらどうすれば」と質問した時、「機械で吸い上げますから大丈夫」と
言われたんですけど、もしかして検査の時に腸内の水分を一掃したのかな…?
とにかく、人前だからと腹が痛くなるまで屁を我慢している時のような感覚だけが残りました。
帰り道では介護用おむつの出番はなさそうだ。そっちの心配もしてましたからね…。


しばらく待っていると再度呼ばれ、説明を受けました。
結果、ポリープのような突起は全く見られず、潰瘍などもなく、
便潜血検査でひっかかったのは大腸がんとは何の関係もないということでした。
便秘と下痢を繰り返すならそれは過敏性腸症候群で、特別困ることがあれば
下痢止めなどの薬を処方はできるが、特別治療をするようなものではないらしい。
(私としても気になる頻度ではない。原因が知りたかっただけで)
ただひとつ、凹みがあるけどここは今何があって切除しなきゃならないというものでもなく。
(あとで調べてこの凹みは大腸憩室というものだということがわかりましたが
腸炎みたいに実際に便が残って炎症でも起こらない限り確かにやれる事はなさそう)

そんな結果でした。最初に検便をした病院にも検査結果は送信されるらしいので
とりあえず私がアクションを起こすことは無くなったようです。
張るお腹の痛みをこらえつつ、すっきりしました。
大腸がんの進行的にも、あと5年は行かなくて大丈夫かな?
ここで何か切除するようなものがあれば、それが何物か調べるための検査で
また二週間くらい待たされるらしいですが、何もなければここで終了。

ダブル下剤で結局20回くらい下したのは面倒だったけど、
腸を完全に掃除して空っぽにするってある意味最高のデトックスの機会ですよね。
食べ物が何も入っていない、空腹を極めて腹すら鳴らない今こそ
真の体重がわかるんじゃなかろうか!

……なんで前より体重増えてるんだよorz