でめりんのおぼえがき

ゲームと育児の話中心に色々目に留まったことなど。長文病です。 たまにお絵描きも

金色のコルダ3 AS函館天音学園 超ネタバレ感想

やっと全てのコルダ3をクリアしましたー!!
イトヨに行ってWANDAコラボのクリアファイル(七海、天宮)も手に入れた事だし
これで心置きなくコルダ4を待てます。

 

最後の函館天音編を全員クリアして、大体の全貌が掴めたかな…?と思うので
ようやく感想が書けます。もちろんネタバレの集大成なので
これからやろうという方はご注意を。

もう函館天音の面子が気に入りすぎて、このページのための絵を先に描いておいた。

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実はこの函館天音を始める前に、トーノが何やら怪しい存在だということは
どこかでちらっと偶然見てしまって、詳しくは目に入れず急いで引き返したものの
プレイしてもその先入観は拭えなくて、一番にクリアしてすっきりしてしまおうと
思ってたんですが、3人同時進行してたらトーノのイベント回収期間に間に合わなくなりました。
なので、一周目はソラ、ニア、最後にトーノでやり直ししました。

涙腺崩壊。いやあ大満足です。
函館天音編を見るためにわざわざ天音以外の全てのソフトを買い集めた甲斐がありました。

二番目の家、ネバーランドって妖精と子供が住む国…まんま自分達のことだった。
函館天音のテーマ曲は寂しくて、ソラ、ニア、トーノとの生活は貧しくて、ソラも冷たいし
夏だということを忘れるくらい最初の状況は寒々しいものだったけど、
最後の方は今までやったコルダ3の所属団体の中で一番あたたかい場所という気がしました。
仲間じゃないもんな。家族だもんなあ。そりゃ一段飛びぬけるというもの。

そこまで思い入れさせといて最後に本当の自分の居場所を思い出し、選択させる。
ここまで知っちゃった後に他のところになんて戻れるかよ……!!ってなりました。
祝勝会にも出席せず、自分たちの家で慎ましく家族でパーティするのが
とてもらしいというか、微笑ましい。

そういや今回、お土産を渡しにきた以外にアレクセイ出てこなかったですね。
今回の主人公たちの演奏では天に召されモンドには行けたんですかね。

 

ここからは各キャラ分けて感想書きます。

正体予想…
トーノ=神童時代のかなでの音に宿った妖精
ニア、ソラ=猫

でした…。

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ニア

最初のバスに乗ってた時点で全てわかってる風だったし、端々でこれまでの星奏学園など
かなでが他ソフトでやってきた事も全て知り尽くしている感じがしたし、
この一緒に音楽をやって親友になって過ごすルートを待ちわびていた様子だったので
あー…もしかしてこの話はループものなのか?
ループを認識するニアはひぐらしで言う梨花ちゃんにあたるのか??と思っていました。

で、先に書いたとおり、本編やってる時からニアの正体は猫だと思ってたんですよね。
そう思ってた人は多いのでは?
実際は猫ではなく、でもifの世界も認識できる能力がある…ただの人間なんですかねこれは。

乙女ゲームでは女キャラが変に攻略キャラに絡んだりとかすると一気にアンチが増えるし
恋愛に興味無かったり全く攻略対象じゃないキャラと付き合ってたりと
ユーザーからうざったがられないよう配慮されるものですが、
ニアは実にいい感じです。クールで中性的な喋りだし主人公を好きだけど
レズにはならない程度で気持ち悪くはないし、主人公の恋愛には理解を示しているし。
(まあ3DS版で色々ありえん写真を隠し撮りできた事は少々物議を醸したようですがw
この時は猫だと思ってたので納得していました)

ニアの報道部設定、というか写真好きはこのルートで主人公がカメラをくれたからなんですね。
ニアの体感では報道部にいる事よりもカメラをもらった事の方が先…なのかな。

女キャラのことだからニアの項目に書くけど、サンセシルのあれは何のサービスだよww
乙女の結界て。ようは女同士で濃密にいちゃいちゃしてるフリをすることで
男が近づきがたくなるって事だと思うんですけど、それは本当にフリなの?
申し訳ないけどそっち方面はNO THANK YOUなんですがw
かなでも選択肢ナシでサンセシルグッズを買いあさるなww

ファイナル直後に記憶が戻ったかなでが、もし自分のあるべき所を選んで帰ってしまったら
この3人はどうなるんでしょうね。夢としてここで途絶えてしまうのかな。
いや、主人公の今の意識が違う世界線(←言っちゃったw)に飛ぶだけで
この世界の続きは、函館天音を選択した状態のまま続くのかな。

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ソラ

キャラデザインというか髪型はコルダ3の中でも一番受けが良さそうじゃないですか?
だからすごく設定盛り盛りのおいしいキャラになる、正体ももちろん猫とかそういうの。
って思ってたんですけど、ニアとともにアレクセイの甥姪で、
蓋を開けてみれば3人の中で一番普通だった……。
ひきとられた時の回想シーンが出てきた時は、「あれ?普通に人間だわ…」と
切なさよりむしろ拍子抜け。

夜空という猫が登場した時は「お、仲間か?」とか思ったんですけど
別にそんなことはなかったw

最初、長嶺と並んで選択肢の正解がどれなのかわからずイライラしましたww
カナヅチと知った時は沖に置いてこようかと思った。
後半になってくるとようやく素直な選択肢でも大丈夫になってくるんですが
そんな時にまた、育ての親を亡くした時のトラウマを主人公に重ねて
せっかく仲良くなりかけたのに元の木阿弥に。
失って絶望するくらいならはじめから感情移入しない方がいい」と
ソラのドライにふるまう理由がわかってきます。

それも最後にはなんとかトラウマ克服するんですが、
育ての親に死なれる事自体はそんなに特殊な事件ではありません。
うーんやればやるほど
一番なにかありそうだったのに一番普通の子だった」感がw


そういえば他のASシリーズでは円城寺姉弟など、BPの素みたいなのを抜き取って
すごく悪役然としてましたが、あれってトーノルートやる事でなんとなく
理由がわかってきた気が。
もしかしてソラはかなで抜きでもトーノの事情を知って、
少しでも永らえるようにしてたんでしょうか。
それでも円城寺姉弟を犠牲にしていいわけじゃないけどな。
これもかなでが函館に来たことでソラが悪人になる事から救ってますね。
というか、かなでに聞くまでトーノのことを知らなかったのは意外。
他の話だといつも2人で行動してるから、お互いの事をわかっているイメージだった。

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トーノ

トーノって独特の輪郭してますよね(いきなりそこかよ)。実際にいそう。
函館天音のメインともいえるキャラだと思うので少々長くなります。

そもそも函館天音に行くルートができた?のはトーノの願いのせいだという事でいいのかなあ。
妖精だということはわかったけど(っていうかネタバレ目撃しなきゃ良かった本当に…)
主人公以外の人にも同じ曲を弾かせている所をみるに
自分のルーツになった人が誰なのか探してるんだろうなあという感じでした。で、そこまで魅力的な音を出していた人、でも今の主人公ではまだしっくりこないとすれば
それは冥加を助けるために手を抜く前の、神童時代の主人公だろうなと。

トーノはすごく人当たりがよくて、ソラの初期の態度があれだからw
尚更癒しだったんですが、本当に天使…じゃなくて妖精で、しかもこの夏が限界で
もう消えてしまうって…そりゃねえよ。
今までBPに関して守銭奴の域に入っていたソラも事情を聞くと(知らなかったのが意外)
BPを惜しみなく分けてくれて… 仲良くなった人がいなくなるのが怖いのは
トーノにも適用されているのかな、だとすると嬉しい。

 

ラスト、結局BPがなんぼあっても足りず、元の姿のない妖精に戻ってしまう
(そうだよね?消えてしまうんじゃないよね?)わけですが
EDスチルがこれ以上ない位イメージどおりで、切ない。
かなでの音がトーノの素だから、音楽を奏でている間はずっと一緒なんですよね。
それって会えない時間がある普通の恋人よりもある意味心強い。
でも認識ができない以上、そう思い込んでいるだけ、とニアやソラ以外からは映るかも。
あるのは、ドルチェデートでもらった手作りのランプだけ。

なんだろう、この状態ってあれなんですよ、私が前観ていたドラマ
「泣くな、はらちゃん」を思い出すんですよ。あれは
自分の描いた漫画のキャラが具現化して自分がくっつくっていう
ある意味究極の自家発電でした。
妄想して絵を描く側としたらそれは憧れだけど、他からみたら痛くもあるよなあ。

でも、描かれたキャラや奏でた音が自分の意思を持って主人を好きになっているんだから
仕方ないな!

ていうか、これ言ってみれば先立たれた恋人(配偶者)の霊がいつまでも
そこにいるのと同じ状況で、これからかなでは、存在を感じることもできないトーノのために
一生独身でいるって訳にもいかないだろうし、いずれは他の誰かと付き合ったり結婚したり
すると思うんですよね、現実的には。
トーノは大好きなままだけど、心の中の住人と化したっていうか。

そしたらトーノは今後他の野郎とあれやこれやするのを指をくわえて見ていくしか
ないっていう事になりますよね。つ、つれえ………
トーノの存在知ったらそのお相手もいい気持ちはしないどころじゃない、
肉体的な接触では勝てても心の中に居続けるトーノには一生勝てないと思われるだろうし。
せめて、たとえば姿は見えなくても頭の中で会話だけでもできれば
ずっと独身でも耐えていけるだろうけども… 
自分で居るんだとひたすら思い続けていくだけなのは…実感がないのは…つらい。

なんか函館天音編、とくにトーノルートの重さを見てしまうと、
ラストに本当の居場所を選ぶ時とか、今までの他の学校の皆が
急にのほほんと生きているただの人に見えてくるから怖いです。
この感覚はあれです、
アムネシアでウキョウの運命を知った後や遙か5で天海の状態を知った後で
それ以外のキャラとのうのうと幸せになることがためらわれる感じと似ています。

いや…トーノの場合、かなでと両思いにならず、自分の主が誰だかわからず
今までどおりでいた方が永らえるのかな?
ノーマルエンドとか、旅行いける感じですよね?

でもやっぱり夏が終わったら消えるのかなあ。そこはどのルートでも
はっきり言及してないですよね。スペシャルかなんかにあった
このままどこまででも行こう、みたいなのはあれ旅行中なのか夏休みの後なのか……

もしも、かなでが主だと気づかないまま(目的達成しないまま)であれば
トーノが人間姿のままでいられるというのなら、
敢えてくっつかず何も言わず第二の家の皆で一緒に暮らしつづけたいな。と思います。
愛を誓えるけど会えなくなる、ただの友達どまりだけどずっと会えるでは
どっちが幸せなのか。


ところで本当は誰よりも前からかなでと共に居てかなでの音を復活させようと尽力して
動いてたのがこのトーノであるなら、
かなでは最初から最後まで自分の力、自分の生み出したもので立ち直ったといえるのでは?
だとするとすごく良いな。

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私は基本的に七海が好きなんですが(二番目に天宮)
函館天音をやった事で、一番好きな話がトーノルートになりました。
コルダ3にはファンタジーすぎる要素は求めてないって人も多いかもしれないけど
逆に私はこんな儚い世界だからこそ、函館天音の皆を特別視してしまいました。

天音学園の話は魅力的すぎるなあ…アレクセイとか嫌いなキャラたちもいるけど
好きなキャラが皆天音学園に偏っている…!