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でめりんのおぼえがき

ゲームと育児の話中心に色々目に留まったことなど。長文病です。 たまにお絵描きも

コウノドリ ドラマ版4話目感想 撮影頑張ったなー

その他作品 育児

今回は未熟児の話でしたね。

この話で一番楽しみだったのは、私は本物の未熟児を見た事が無かったので
(新生児室に一個くらい保育器があった気もするけど、中はよく見てない)
どこまで小さい子が撮影に対応できるのか、そして見る事ができるのかという点でした。
コウノドリは人間ドラマでもあるのかもしれないけど、やっぱり
産婦人科まわりの現実を、色々な出産のパターンを教えてくれる教材的な要素に
私は着目しているので、見るところもそういうのになってしまう。
その点、今回けっこうギリギリの未熟児まで見せてもらえたんではないかと思いました。

 

漫画だともう全身が両の手のひらに収まる小ささで皮膚ができあがってないから赤黒くて
それはさすがに透明なビニール?に包まれてて曖昧にできる事もあって人形だったけど、
保育器の中に手を入れて手を握ってきてくれるシーンは本物の赤ちゃん。
とはいえさすがにこちらは1000~1500gはあるだろうと思われる子でしたが
無菌室同然の保育器に、親でもない役者が手を突っ込んで
接触させてもらえる未熟児としてはこの辺りが限界ラインかと。
何が影響を及ぼすかわからないし、この子の親からしたら不安だったと思うんですよ。
撮影と接触を許可してくれた親御さんには感謝しないといけませんね。
おかげで私も貴重な未熟児の赤ちゃんを、こんな感じなんだなと見る事ができました。

普通のシーンでも、出生後間もない赤ちゃんをドラマに出すとなると
スタッフが扱いを間違えたり落としたりしないか親はハラハラすると思うんです。
とくに初産後は、この位ならヘーキヘーキという扱いの加減も掴めてないから、
親である自分自身もすごく慎重に触りますしね。
増して今回のような未熟児を出すとなるとスタッフさんの病院・親御さんとの交渉も
難しかったんじゃないかなと。よく頑張った、と思います。

ドキュメントの取材とは違ってドラマなのにこんなに勉強になる絵面が出てくるのは
ありがたいです。
コウノドリが今、妊娠出産に関する注意点や病院の事情などの啓蒙になると思われるほど
名前が売れてるので、病院関係者も親御さんも作品づくりに協力したいと思っている人が
けっこう居るのかもしれませんね。


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本筋。切迫流産編です。これはコミックスの1巻に登場します。

 

うーん、「可能性が高い」…という言い方だけでは…大変迷いますね。
この夫婦が、あくまで障碍が出ない少ない確率に賭けているだけなのか
重篤な障碍が必ず出るとわかりきっていてそれでも、居てくれるだけでも…と産むのか
それによって感じることは変わるんですが。
この世に出してみてから、ああこれは自分の人生には重荷過ぎたと感じてももう遅いし、
かといって諦めてしまうと、一生自分を責め続けてしまうだろうし、
生まれてからわかる障碍とは違って、最初から予測できて選べるだけに悩むでしょうね。

ただ自分なら、子供が欲しくて数年悔しい思いをしてきたし、
21週以上までこぎつけてからこんな事を言われるときっと、
せっかくできた命が惜しくて仕方なくなるけれど、それでも
もし「必ず」重篤な障碍が現れるというのなら、子供のいない人生を選ぶと思います。
子供を作り直すという事はしないとも思います。
繰り返す体質の可能性があるから、というのとやはり子供を見捨てる選択をした時点で
もう子供を作る資格がないと自分を責めながら生き続ける気がするからです。
そのためにも医師の説明の時点で「ほぼそうなるとか99%そうなるという事なら
数字ではっきり言って欲しい」とまず確認しますね。

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今回の話で…下屋はまだそこまでふっきれていないというのがテーマでもありましたが
近年は医師の方々の物言いがどうも非常に丁寧でやわらかいというか、
それでいてすぐ患者に判断を全任せするという
そんな印象を持っているのですが、これって…もちろん普通に近年は
キツイ物言いの人が減ったという時代のせいもあるとは思うんですが
いい意味でも悪い意味でも「強引・おせっかい」な感じの医師がいなくなったのは
言質をとられないようにしてるのかもしれないな、と考えてみました。
産科医はとくにですが、モンスター患者だとか、医師が訴えられたりとかも
増えてるようですしね。何かあった時に、医師は強く薦めていない、説明はした上で患者が決めた…という風に
するためもあるのかなと。
説明といえば、患者が同意サインするような事柄も増えましたね。予防接種とか。

それが悪いとは言いません。私は今の方が合ってたりします。
医師に関しては単純に人間としての相性の問題もありますけど…


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新キャラの新井さん、この後新井さんがどうなるのかまでは今回は触れなかったですね。
次回もテーマが違う話みたいだし、
今回は一部しか出てこなかったNICU編はドラマ終了までにとりあげるんでしょうか。
新井さんのオチは救われないというか、ドラマにしても得はしないような気がするので
やらない可能性もある…? ただあれ、
現場の医師サイドの方々からすれば絶対とりあげて欲しいであろう内容だとは思うw


次回といえば、なんで高校生の妊娠を中学生の妊娠に変えたのか。
ちょっと若すぎて、高校生が観ても明日はわが身と危機感持てないのでは…
いや今は中学まで下げないといけないのか。
単純に若すぎる妊娠は肉体的リスクが高齢出産並にあるので、そこを語るとすれば
母体をもっと若い中学生にする事で強調したいとか?

実は私はこれが収録されている2巻だけを読んでいないんです(後は10巻以降の新刊)。
だから、今回ラストでサクラが楽器店で小松さんにピアノを弾いて見せてますが
(原作ではルパン三世のテーマ)、小松さんがBABYの正体を知っているいきさつが
わからないんですよね…。