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でめりんのおぼえがき

ゲームと育児の話中心に色々目に留まったことなど。長文病です。 たまにお絵描きも

コウノドリ ドラマ版3話目感想 風疹と感染症について自分の話

感想の前に、少し書かせてください。

私は母体の風疹由来といわれている、軽度~中度難聴です。
ついで…じゃ済まないですがB型肝炎キャリアでもあります。

難聴の子供時代はしばらく後から治せるものと思われていて(治せません)、
無駄に耳鼻科に通い薬をもらい続け、薬の飲みすぎで肝機能の数値が悪化し入院となり
そこでB型肝炎である事も発覚しました。
母が集団予防接種での感染世代でありながらそのまま出産した事が原因であると思われますが、
母自身、そして同じ親から生まれた兄も肝炎ウイルスを保有していた、という事を知るのは
私の肝炎発症から
です。遅い!
どっちみち、当時は母子感染を防ぐために新生児に予防接種をするという習慣は無かった様です。
定期健診はきちんと行っていたはずなので、おそらくウイルス保有の検査すら
当時は無かったのでしょう。

ですが、今は妊娠時の検査で自動的に各種ウイルス保有がわかるようになっていますし
子の出生後すぐに予防接種を打っていく事で止められます。
ようやく自分の代でB型肝炎を阻止する事ができるようになりました。
これから生まれる兄の子にも、感染予防注射が打たれることでしょう。

1話目でやっていた野良妊婦みたいなのが論外なのは、こういう感染症を持っている場合に
生まれた直後に打つべき予防接種さえわからないからなんですよ。
肝炎にしても他の各種感染症にしても、母の時代とは違って今は感染予防対策があります。
色々疑われたり発覚したらヤバイから自分の胸にしまっておきたいだとか
そもそも妊娠自体なかなか言い出せなくてここまできたとかあるかもしれませんけども
まずは、自分の赤ちゃんだけでも感染にストップをかけること、これ以上広めないことを優先して
自分の持っている各種因子を把握して適切な処置をしていただきたいと思います。
まあ、普通に定期健診をしていれば自動的に検査と処置の指導がありますので
妊娠したらまず早急に病院にかかって欲しい…という当たり前の結論になりますね。
(そもそもの妊娠継続の是非自体、早く決断するに越した事はないわけですし)

 

そして風疹由来の難聴の方ですが、冒頭で述べたとおり、後からは治せません。
親族に難聴がいないし風疹由来ということで、子2人に遺伝しなかったことは幸いですし、
風疹による他の白内障や心疾患のリスクを思えば
難聴しかも軽度で済んだというのは運が良かった方なんだと考えています。

今、コウノドリとのタイアップでようやく厚労省が風疹予防接種を啓蒙し始めているくらいなのに
母の世代の頃に風疹リスクを防ぐために結婚前妊娠前に予防接種をしておこう、
まして旦那側も…なんてあるわけもなく。

今でも、「いつ子供に縁があるかどうかもわからないのに予防接種を?自費でわざわざ?
ってのはあると思うので、結局よほど意識が浸透するまでは
妊婦本人が外出や他人との接触を控えたり
妊娠発覚からでもいいので家族(旦那さんや大きな子)が予防接種を打つくらいしか
現状ではベターな対策がないですねえ…

それを踏まえて今週のドラマ版コウノドリ、3話目の感想いきます。

 
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今週のテーマは、
前回の最後に登場した、母体の風疹による盲目の少女の話、
それから所謂”安定期旅行”による旅行先で出産になったら保険が効かないのでヤバイという
海外出産の話でした。
海外出産の話は3巻、風疹は4巻に収録されています。
…ってああ、喫煙妊婦の存在忘れてた(前回も)。これは2巻3巻に跨いでいます。

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 冒頭のBABYによるピアノライブシーンで旦那「ギャグパートはじまった
BABYというド直球の芸名と原作以上に盛ったカツラでどうしても笑うらしいが……
ギャグ漫画じゃねーわ。


海外出産編
ドラマ版では安定期旅行で海外に行きたいという患者の方しか出ませんでしたねー。
私はそれとリンクさせていたエピソード、BABYの友人である海外歌手が日本でのライブ中に
出産になってしまい、それを(BABY=)サクラがとりあげる話が好きだったんで、
省略しないで欲しかったなあ。
これも、盲目の子と一緒で数少ないピアニストBABY設定を活かせた話だったのにな。

海外での出産となると、保険が効かないだけでなく言葉も満足にわからないし
母子手帳も持ってなかったとなれば相当やばそうですね。それこそ感染症がわからないって話で。
ドラマ版でハワイに安定期旅行したいと言っていた患者は沖縄に変更していましたが
(原作ではハワイ旅行を強行して結局痛い目を見てました)
そういえば沖縄はただでさえ医師不足なのに、観光地ゆえに
観光客が産婦人科に駆け込むケースが多いようですね。まさに安定期旅行の人たちなんでしょう。
ディ○ニー○ンド周辺の産婦人科もお察しの状況のようで…

まあ、新婚時代にろくに出かける機会を持たないまま子供ができたら
長期旅行に行っておきたくなる気持ちはわかります…。
一回生まれたら、次にがっつり旅行にいけそうなのは子供が大きくなってからですし。

私は今回、隣県程度の距離を1泊、そのかわり2箇所行きたい所を決めて2度に分けて行きました。
もちろんその1泊中に限って何か起こる可能性も否めませんでしたが…長期にこだわらず、こんな旅行の仕方もありますよって事で。

 


喫煙妊婦編、妊婦本人だけでなく旦那さんも吸ってます。
義母からのベビーグッズ攻撃、少しならありがたいんだけど着るもの全部が全部ダサイので
送られてくると自分で選ぶ楽しみが奪われますよね。
要らないものにお礼を言うストレス、要らなくても新品を捨てるには罪悪感がというストレス。
よーくわかりますw わかりますが、やっぱタバコは駄目ですよ。
旦那さんも吸っていたけど、それだったら是非、
妊婦が吸わなくても旦那が吸っていたら、無意味どころか余計悪い ってことを
啓蒙して欲しかった…。手術後に病室に訪ねたときにでも
旦那さん側にチクリと言ってドラマ観てる旦那方にも知って欲しかったですよ。
あれじゃ妊婦さんだけ反省して終わりなので。

気を遣うつもりでベランダで吸ってる人とか外出先で吸ってる人も駄目なんですよ本当は。
部屋よりはまだマシってだけで、口臭はもちろん服に臭いが染み付いていれば
臭いを感じる時点でその成分を吸い込んでいるって事なんですからね。

ほんと私怨みたいになりますけど、
昭和の「タバコが嗜めない男は半人前」みたいな風潮はクソだったなーと思います。
できないorしない人の方が断然好感度高いわ(これは酒にも言えますが)。
ドラマでも昔はタバコは男らしい、渋い描写として必須だったものですが当時からそれが疑問で、
今ようやく、タバコを吸う場面はよっぽどストレス漬けになってるかクズを描写する時位しか
扱われないようになって、正直ざまあと思っております。話がそれた。

四宮の過去話は、ここで出ましたね。
喫煙妊婦にぬるく注意してたせいで改善してもらえず、
結局母体は亡くなり子供も脳性マヒになってしまった経験があったから、
今は患者に冷酷と嫌われてでもビシッと駄目なことは駄目と撥ね付ける医師になったと。

まあ本当のことを言うにしても、必要以上に嫌味を加えたりとかは
わざわざする必要がないと思いますけども。
脅すなら、改善して来なかったらもう診ません…とかかな…?
現実には見捨てても妊娠は進行するし、最終的に途中経過もわからないまま運ばれてくる位なら
継続的に検診に来てもらう方を優先するしかない…のかな…

 

風疹編、今回の本題はこれですね。

家族で話し合ったっていうけど、ハルカを風疹予防キャンペーンの企画で
TVに出したくないって、それ母親一人の意見を押し通しただけじゃないですか。
父親も娘が世の中に貢献してピアノ披露する事で自信をつけるチャンスだと言っているし
ハルカ本人もそれを希望してるのに、一番娘を偏見で見ているのは母親だけじゃないですか。

生まれつきの障害って、案外本人は最初からその状態しか知らず生きてきたので
周りが思うほどつらいとは考えていないもんです。
無用の同情はいらないし、しないですね。ただ実際に何かする場面に居合わせたとき
不便を感じるようなら手を貸してあげればいいだけなんです。
かわいそうと言うだけで遠巻きに眺めるってのが一番いらない

ましてあのTV企画は、
本来の健常児でもちょっとした不注意(ワクチン未接種)でそうなる事がある、
そしてその対策は誰でもできるんだよ、というのが主旨だと思うので
あの内容で好奇の目で見てきたり苛めてくる輩はいないでしょう。楽観的かなあ?
障碍児を好奇の目で見るのは、自分とは別世界の、無縁の話だと思っているからでしょう。
身近な話なんだと思えば、ちゃんと考えると思いますよ皆。

…そういう意味で、未婚の男女に今から風疹対策をというのはそれこそ無縁の話、
浸透させるのはなかなか難しいとも思いますが…。少なくとも成婚後の男女には周知されるといいですね。

本人が隠したがっているならともかく、母親がここまで押し通しては
それこそやりたい事の芽を摘んでつまらない人生にしてしまうのでは。
自分のありのままの状態で世の中に貢献できたのだ、という経験は
はんぱなく自己肯定感を育むと思いますよ。ピアノの自信にも繋がるし。


ハルカの誕生祝いとして行ったBABYのディナーショーで、
事情を知っているBABYはハルカを指名し、ピアノの連弾に誘います。
これはきっと、TV出演はなくとも、ハルカが皆の前でピアノを弾いて自信をつける機会は
作ってあげようという気遣いだろうなあ。

ここでハルカは、BABYがサクラ先生だと気づいて話しかけ、
BABYと内緒ねと耳打ちしますが、ここ好きですねー。
元々小さい子とお兄さんの取り合わせは大好物なシチュエーションなんですがw
確かに盲目相手だとカツラなどの変装は全く意味がない。頼りは声と感触だけですもんね。
逆に別人と思えという方が無理だって話になってくるから不思議。
視覚に捉われないからこそ見えてくるものもあるんですね。
そこを演出するためにピアニストBABY設定を活かせたのが良かったと思います。

結局ハルカの母親も覚悟を決め、ハルカはTVに出演し、しっかりと語ります。よかった。

 

NICUの若手、白川さんはコウノドリの中では珍しく髪型を全然再現していないキャラで
なんでだろうと思いましたが、原作で上司の今橋先生と同じく短いぺったり前髪なので
ドラマだと見分けつかなくなりそうだからかなあ?にしてもちょっと変えすぎ。

あと、すみません、1話の時に今橋先生の再現度高いとか思ってましたけど
実際見返したら前髪以外はけっこう違ってました。中身の印象が強かった。
なんていうか原作の今橋先生の髪型は前髪が短髪って事以外は…なんていうかもうちょっと…
ポケモンのタケシみたいな感じですわ。

で、ドラマでも、同期である下屋と白川のいがみ合いはあるんですが
ドラマ版だとなんか場所も場所だったし、すげー不安を煽られるんですよ、
まーた安易にドラマお得意原作改変の恋愛ネタに持って行くんじゃないかって。
今のところはですが、原作でサクラ含め恋愛関係になったりとかそういう話は無いんで、
あくまで原作は出産にまつわる色々なケースを扱う作品なので。
改変は下屋のコンタクト&研修医設定までで勘弁してください